はじめまして、七織笹音です。
私は七夕が大好きで、名前も七夕から付けました。年に1回だけ会えるロマンチックなストーリーが好きです。笹の葉が風に吹かれて奏でる音も大好きです。宇宙や星にも興味津々で、七夕には私の好きなものが詰まっています。
このような私がどうして小説を書こうと思ったのか。 実のところ、妄想癖を創作の糧にできないかと考えたからです。
妄想癖に悩まされる日々
妄想タイムが始まると時間を忘れてしまい、気づくと夜中の3時になっていることがよくあります。 夜中に目が覚めて妄想してしまうこともあります。妄想で眠れずに仕事を休んだことは、数えきれないほどあります。仕事中も無意識に妄想タイムが始まります。
私はずっと妄想癖に悩まされ、毎日のように自己嫌悪に陥っていました。今も私は普通ではないと思っています。 しかし、長い年月を経て、妄想を創作活動に変えたいと思えるようになりました。
こんな私が物語を紡ぐために少しずつ歩き始めました。同じように妄想癖に悩まされている人がいると思いますし、また、いてほしいとも思っています。
同じように妄想癖に悩む人が、妄想を前向きに捉えることができますように。 そんな願いを短冊に書くつもりで記事を書きます。
妄想で二次創作の可能性
妄想にもいろいろな種類があると思います。 何もしないのに成功した自分を妄想したり、勝手に好きな同僚と恋愛したり、妄想の世界はやりたい放題と言ってもいいでしょう。
私も妄想癖に悩まされる日々を過ごしていましたが、ある時ネットで二次創作のことを知りました。私の妄想はまさに二次創作でした。自分がアニメやドラマの設定に入り込んで、勝手に異なるストーリーを作っていたのです。
権利の問題
私はとても気の小さい人間なので、権利のことが気になって仕方がありません。自分でいろいろ調べてみましたが、曖昧で分かりませんでした。
原作者の許諾を得るのは非現実的ですし、ガイドラインがあっても許容範囲がよく分かりませんでした。
基準が分からなかった
原作の価値を損なわないという基準があっても、かなり主観的だと思っています。ある人にとっては損なっていると感じるかもしれません。ある人が原作者の可能性もあるでしょう。
非営利目的なら可の基準も微妙だと感じます。サイト自体に広告収入がある場合はどうでしょうか。商業利用につながるポートフォリオとして機能する場合もあります。
ガイドラインが明確になっている作品を選び、それを守ることができるのなら、妄想で二次創作もありだと思います。
私の二次創作が広く知られることはないので大丈夫かもしれません。しかし、私の極端に慎重な性格で二次創作をやるのは無理だと思いました。
オリジナル創作の道を探る
私には二次創作は無理だと気付いて、また暗い気分になってしまいました。同時に既存の設定やキャラを借りて妄想していることに気付きました。
私は自分の妄想を分析してみました。 そして、いつも自分とオリジナルキャラを登場させていることに気付きました。
妄想ストーリーは、常に自分とオリジナルキャラを中心に展開します。そこに既存のキャラを恋敵にしたり、自由に絡ませたりしていました。
自分の小説が書けるのでは?
どうやら、私は世界観を構築するのが苦手なようだ。だから、既存のアニメやドラマを借りているのだと考え始めました。
私はとても気が小さい人間ですが、ひとりの世界ではかなり図々しいです。
世界観を作って、オリジナルキャラを増やせば、自分の小説が書けるんじゃない?
そう、私たち妄想族はストーリーを次々と作ることができるのです。
必要なのはオリジナルの世界観とキャラだけです。妄想とはいえ、ストーリーを創れるのは大きな強みになるはずです。
私の中では愛の不時着シーズン2やマクロスΔの続編ができているほどです。私が主役になっているのが問題なだけです。では、小説を書いてみよう。
書くことができませんでした・・・
実際に書こうとして気付く
私は自分の小説が書けるかもと期待しながらパソコンの前に座りました。 そして、ニベア青缶で少しべたついた手をそっとキーボードの上に置き、射撃の構えを取るように姿勢を正します。 「構え、打て!」と心の中で号令をかけましたが、まったく文字が打てませんでした。
いきなり文章を書こうとはしていません。まずは世界観や設定、キャラクターを作ろうと思いましたが、何も書けませんでした。
私はSFが好きなので宇宙を舞台にと思っていました。しかし、宇宙の知識はゼロなので、世界観を作ることも、設定を考えることもできませんでした。
妄想ではおぼろげな映像が浮かんではいるものの、文章で表現することがまったくできませんでした。
これからの道のり
私はようやく学習の必要性に気付きました。 文章の基礎から学習しなければ、自分用のメモすら書けないことに驚きました。
箇条書きはよいとしても、文章で書くと常に「正しく書けてるのか?」が気になります。細かいことを気にしすぎなのかもしれません。しかし、小説を書くのが目標なので、どうしても気になってしまいます。
そこで、まずは「7日で身につく正しい文章の書き方」から学習を始めることにしました。この本から学んだことを、次回からお届けしていきたいと思います。
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