文章の書き方 基礎:7日で身につく正しい文章の書き方(第3日)

ブログ記事を書くときも、学んだことを思い出しながら書いています。

学習が進むに従って、気をつける点が増え、記事を書くのが大変だと感じることもあります。学んだ文章のルールが習慣として身につくよう、しっかり記事を書いていこうと思っています。

目次

第3日 文章を書くときの心得 中級編

第3日は基礎的な語法だけではなく、文章の長さや改行など、実践的なテクニックも含まれています。特にブログ記事の文章の長さや段落は、悩ましいと感じています。

ブログはスマホで見てもらうことを前提にしているので、ひとつの段落が4~5行ぐらいになるようにしています。内容ではなく、見やすさで段落を構成しているのです。しかし、内容を考えると、本来は同じ段落でよいのではないかと思うことが多いです。

このスマホ前提の段落をPCで見ると、2行の段落が続いており、少し間の抜けな印象を与えるような気もしています。スマホとPCで細やかな設定は可能ですが、現状ではそこまでやっていません。

ほとんどのブログはスマホのアクセスが圧倒的に多いため、実際にはPC用の段落設定は省略するのが一般的だと思います。

小説を書く場合はどうでしょうか。おそらく紙の本として出版するのではなく、ネットで発表することになるでしょう。そうなると、やはりスマホでの読みやすさを意識して書くべきなのかもしれません。

学びのポイント

  • 文章の適切な長さ
  • 一文のなかの情報量
  • 改行のポイント
  • 段落の構成

文章の適切な長さ

第3日の1、文章には適切な長さがある!

メールの場合・・・・・・20字~40字(平均30字)
一般的な文章・・・・・・20字~60字(平均40字)

7日で身につく正しい文章の書き方 高橋廣敏 著 P66

これは文章の長さであって段落の文字数ではありません。メールの場合は少し短めになっています。私の経験では、接続詞を使わず、「~なので」「~だから」でつなぐと文章が長くなる傾向があると思います。適切な接続詞を使うことで、文章は短くできると思います。

しかし、文章が短すぎるのも、落ち着きのない文章になります。 「今日は月曜日だ。憂鬱である。起きるのがつらい」 このような文章を読むと、少し幼稚な印象を与えてしまいます。ですから、20字からとなっているのだと思います。

実際に文章を書くときは、短い文章と長い文章を組み合わせて、一文の平均字数を30字から40字以内におさめると、文章にリズムが出ます。

7日で身につく正しい文章の書き方 高橋廣敏 著 P67

最初の文章を短めにして、その後に少し長めに続けるとリズムが出るような気がします。同じパターンを続けると単調になるので、組み合わせは考えないといけないと思います。

しかし、あまり文字数に縛られるのも良くない気がします。リズムが出るような長さの文章を自然に書けるように心がけようと思います。

学びの気づき

長短のバランスがよい文章を書こう

一文のなかの情報量

第3日の2、一文の中に情報を詰め込みすぎない!

おそらく、適切な長さで文章を書けば、情報の詰め込みは防げると思います。しかし、時にはきちんと説明しないと読者に伝わらないのではないかと不安になることもあります。そういったときに、情報を詰め込んでしまいがちです。

本当に必要な情報かを考えなければいけないと思います。名古屋にあるお店を紹介するのに愛知県名古屋市と書く必要はありません。しかし、三島市のお店を紹介するなら、静岡県三島市と書くべきでしょう。

この判断はなかなか難しいと思います。

文章は、情報伝達の手段ですが、一度に多くの情報を伝達しようとするのではなく、一文には1つか2つの情報を入れると、わかりやすい文章になります。

7日で身につく正しい文章の書き方 高橋廣敏 著 P69

学びの気づき

本当に必要な情報なのか考えながら書こう

改行のポイント

第3日の3、意識して改行しよう!

ブログの場合は、スマホでの読みやすさを意識した改行が多いです。その他、行の始めで文が終わるような改行をしないように注意しています。

この本でもメールやブログにおいては、読みやすさを意識した改行を推奨しています。では、本来はどこで改行するのがよいのでしょうか。

① 視点を変える場合
② 別の考えを述べる場合
③ 理由を述べる場合
④ 具体例を述べる場合
⑤ テーマが変わる場合

7日で身につく正しい文章の書き方 高橋廣敏 著 P70

小説を書くときは注意しようと思います。具体的にどこで改行するのかイメージが湧かないのですが、いろいろな小説を読みながら勉強します。けれども、小説とブログで使い分けるのは難しい気もしています。

学びの気づき

どこで改行しているか注意深く本を読む

段落の構成

第3日の4、段落の作り方

これもブログのスマホ対策ですが、読みやすさを意識すると段落がとても多くなります。同時にスペースも空くので見やすいのですが、軽く見え過ぎてしまう欠点もあります。

では、出版されている本はどうなのか見てみましょう。

1つの段落の中に、段落全体の内容と無関係な文章をいれてはいけません。その中に入れる文は、すべて段落全体の内容と関係のある文章にすべきです。

7日で身につく正しい文章の書き方 高橋廣敏 著 P73

写真はスペインワインに関する本ですが、ボデガ1からバルデペーニャス2のアイレンと内容が変わっているところで段落も変わっています。

なんとなく本を読むのもいいですが、注意深く読むと気づきがあるので、時にはテクニカルな視点で本を読んでみるのも面白いかもしれません。

学びの気づき

段落に注目して本を読む

学びの気づき【まとめ】

  • 長短のバランスがよい文章を書こう
  • 本当に必要な情報なのか考えながら書こう
  • どこで改行しているか注意して本を読む
  • 段落に注目して本を読む

文章の長短バランスは、接続詞をうまく使いながら適切な長さにすることを心がけていきます。読み手が必要としない情報を書かないことで、長すぎる文章を書くことはなくなると思います。

改行と段落はブログ記事と小説で意識を変えて書かないといけないと思いました。ブログ記事は読みやすさに重点を置くべきですが、小説を書くときは内容をしっかり考えて、改行したり、段落構成をしなければいけません。

いろいろな本を読みながら、学んでいこうと思います。

  1. スペイン語でワイナリーや雑貨店を意味するが、この場合はワイナリーを指す ↩︎
  2. カスティーリャ・ラ・マンチャ州シウダー・レアル県のムニシピオ(基礎自治体) ↩︎
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